②-4(20問)解答

問題1 不可逆性の歯髄疾患はどれか。2つ選べ。

A 歯髄充血
B 急性単純性歯髄炎
C 急性化膿性歯髄炎
D 慢性増殖性歯髄炎

解答:C・D

AB✕ 可逆性である

CD〇

                                   

問題2 暫間的間接覆髄法(IPC法)で用いられるのはどれか。2つ選べ。

A 金冠ばさみ
B ラバーダム
C 硝酸カリウム
D 水酸化カルシウム

解答:B・D

A✕ 乳歯既成冠装着時に冠の辺縁調整に使用される

B〇 ラバーダム防湿をするために使用される

C✕ 使用されない

D〇 覆髄剤として他にタンニン・フッ素化合物がある

 

問題3 ニッケルチタンロータリーファイルの破折防止に有効なのはどれか。1つ選べ。

A ファイルの使用回数を制限する
B ステップバック形成法を用いる
C 使用前に刃部の伸びを確認する
D 根尖方向に圧をかけながら用いる

解答:A

A〇 Ni-Tiファイルは変形が少ないため金属疲労の確認が困難なため、破折防止のための使用回数を決めることは大切である

B✕ クラウンダウン法を用いる

C✕ 永久変形が起こりにくく形状が復元しやすいファイルのため、刃部の伸びを見ることが有効である可能性は低いとされる

D✕ 破折の原因となる

 

問題4 根管洗浄に用いられるのはどれか。1つ選べ。

A EDTA
B 有鉤探針
C スプレッダー
D マセランキット

解答:A

A〇 

B✕ 天蓋の除去時に髄角の残存の有無を調べる

C✕ 側方加圧充填時にガッタパーチャーの圧接に使用される

D✕ 根管内で破折した器具の除去に使用される道具

 

問題5 アペキシフィケーションで正しいのはどれか。1つ選べ。

A 残存歯髄が増殖する
B 根尖掻把を併用する
C 根未完成の生活歯が適応となる
D 根尖閉鎖後にガッタパーチャー材で根管充填する

解答:D

A✕ 失活歯に適応する処置であるため歯髄は残存していない

B✕ 根尖掻把法は行わない

C✕ 根未完成の失活歯が適応となる

D〇 根尖が閉鎖したことを確認したらガッタパーチャを用いて根管充填を行う

 

問題6 歯周病患者の局所薬物配送療法に用いられるのはどれか。1つ選べ。

A ポピドンヨード
B アミノグリコシド
C テトラサイクリン
D ベンザルコニウム

解答:C

A✕ 粘膜や皮膚に使用される消毒薬である

B✕ 抗菌薬である

C〇 LDDS(局所薬物配送療法)に用いられる薬剤はミノサイクリンかテトラサイクリンである

D✕ 粘膜に使用される消毒薬である

 

問題7  提状隆起の原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。

A 口呼吸
B 低栄養
C 心内膜炎
D ストレス

解答:A

A〇 テンションリッジ(提状隆起)の原因は口呼吸である。特徴として口蓋側歯肉の隆起が見える。

 

問題8 垂直性骨吸収の原因として正しいのはどれか。2つ選べ。

A 口呼吸
B 酸蝕症
C 食片圧入
D 咬合性外傷

解答:C・D

A✕ 口呼吸の結果、口腔乾燥、口呼吸線、提状隆起、強い口臭などがある

B✕ 化学的作用によって歯質が欠損するもの

C〇

D〇 二次性の咬合性外傷で起こる

 

問題9 アタッチメントレベルで正しいのはどれか。1つ選べ。

A 歯肉辺縁 ―ポケット底
B 歯肉辺縁 ―歯肉歯槽粘膜頬
C CEJ       ―ポケット底
D CEJ       ―歯肉歯槽粘膜頬

解答:C

A✕ プロービングデプス(PD)である

B✕ 角化歯肉である

C〇 

D✕ この幅に特異的な名称はない 

 

問題10 歯周病治療の再評価でメインテナンスとSPTのどちらに移行するかを判定するのに必要な検査項目はどれか。2つ選べ。

A BOP
B 歯の動揺
C 付着歯肉幅
D アタッチメントレベル

解答:A・B

治癒かメインテナンスの判定基準に、歯周ポケットの深さ、歯肉の炎症、BOP、動揺、根分岐部病変がある

A〇 BOPは歯の炎症の指標となる

B〇 生理的範囲内にある状態は治癒の目安の一つである

C✕ 必要な検査項目ではない

D✕ 必要な検査項目ではない 

 

問題11 SPTに含めれるのはどれか。2つ選べ。

A SRP
B MGS
C LDDS
D ENAP

解答:A・C

SPTの治療内容として、SRP,PMTC(専門的機械的清掃)、LDDS、咬合調整、歯周ポケット掻把、プラークコントロールの強化、ポケット内洗浄などがある

A〇 スケーリングルートプレーニングのことである

B✕ 歯肉歯槽形成術のことであり歯周外科治療に含まれる

C〇 局所薬物配送システムのことである

D✕ 新付着術のことであり歯周外科治療に含まれる

 

問題12 コーンのプライヤーの使用目的はどれか。1つ選べ。

A 歯肉弁の剥離
B 遮断膜の把持
C 不良肉芽の除去
D ポケット低の印記

解答:B

A✕ 歯肉弁剥離子を用いる

B〇 GTR膜の把持に用いられる

C✕ 鋭匙が用いられる

D✕ クレーンカプランのポケットマーカーを用いる

 

問題13 SPTのリコール間隔の決定に際し考慮するのはどれか。2つ選べ。

A 飲酒
B 喫煙
C 胃潰瘍
D 糖尿病

解答:B・D

BD〇 喫煙や糖尿病は歯周病の憎悪因子であるためリコールの際に注意すべきである

 

問題14 SPTのリコール間隔の決定するのに考慮するのはどれか。1つ選べ。

A 性別
B 年齢
C 残存歯数
D 口腔清掃状態

解答:D

ABC✕ 年齢や性別、残存歯数によってSPTの感覚は決まらない

D〇 病状安定となった歯周組織の維持安定に対して口腔清掃状態は非常に重要な要因の一つである

 

問題15 蝶番開閉口運動路はどれか。1つ選べ。

A ア
B イ
C ウ
D エ

解答:B

A✕ 後方滑走運動路である

B〇

C✕ 後方限界開閉口運動路である

D✕ 習慣性開閉口運動路である

 

問題16 部分床義歯におけるクラスプの構成要素であるレストの役割はどれか。2つ選べ。

A 離脱を防止する
B 沈下を防止する
C 咬合圧を歯に伝達する
D 咬合面の摩耗を防止する

解答:B・C

クラスプの維持装置には、維持、把持、支持が存在する

A✕ 離脱にかかわるのは維持で、クラスプの鉤腕の鉤先部分がその役割を示す

B〇 支持としての働きである

C〇 他に、食片圧入の防止、クラスプの定位置保持、義歯の動揺防止などがある

D✕ 摩耗を防ぐ働きはない

 

問題17 印象採得時のモデリングコンパウンドの目的はどれか。2つ選べ。

A 顎堤粘膜への圧力防止
B 印象採得時の軟組織の保護
C 顎堤粘膜への加圧形態の記録
D 機能運動に調和した辺縁形態の獲得

解答:C・D

A✕ 概形トレーにはもともと網の目状に穴が開いているものがあり、個人トレーなどでは圧を逃すための穴をトレーに開けることによって圧力防止になる

B✕ 個人トレーにストッパーを付けて一定以上の圧をかけないなどによって保護することがある

C〇

D〇

 

問題18 印象採得時の個歯トレーの目的はどれか。2つ選べ。

A 支台歯表面のプラーク付着防止
B 支台歯印象面の寸法精度の向上
C 支台歯表面の外来刺激からの保護
D 歯肉縁下フィニッシュラインの明示

解答:B・D

A✕ 個歯トレーにそのような目的はない。似たようなものでテンポラリークラウン(テック)にはその効果が求められる

B〇 通常の印象採得に個歯トレーを併用することによって支台歯に均等な圧を加え印象材の厚みが薄く均一になる

C✕ 個歯トレーにそのような目的はない。似たようなものでテンポラリークラウン(テック)にはその効果が求められる

D〇 個歯トレーを用いることで歯肉縁下部分を細かく印象採得できる

 

問題19 パーシャルデンチャーにおけるクラスプの構成要素であるレストの役割はどれか。2つ選べ。

A 離脱を防止する
B 沈下を防止する
C 義歯の動揺防止
D 咬合面の摩耗を防止する

解答:B・C

A✕ 離脱防止は維持能力を持つ部分である

B〇

C〇

D✕ レストにそのような役割はない

 

問題20 下顎の舌側に用いられる大連結子で正しいのはどれか。1つ選べ。

A リンガルバー
B ラビアルバ―
C パラタルバー
D パラタルプレート

解答:A

A〇 下顎の舌側に用いられる。下顎の大連結子の第一選択となる

B✕ 外側(ラビアル)バーとも言い、唇側を走行する大連結子。前歯部の舌側傾斜が著しくリンガルプレート・バーいずれも装着できない症例に使用する

C✕ 上顎の口蓋を覆う大連結子の一つ

D✕ 口蓋を覆う幅の広いバー。上顎に使用される