②-4(20問)解答

問題1 食事摂取基準の目安量に含めれるのはどれか。2つ選べ。

A K
B Ca
C ビタミンC
D ビタミンk

解答:A・D

目安量で主なものにビタミンD,E,Kとカリウム(K)、リン(P)などがある

A〇 男性2500mg、女性2000mg

B✕ 推奨量や耐容上限量に記載されている

C✕ 推奨量に記載されている

D〇 男女ともに150㎍である

                                   

問題2 幼児期の子供の保護者への食事生活指導で正しいのはどれか。2つ選べ。

A 手づかみでの食事を基本とさせる
B 1日3食、朝昼夕を基本とさせる
C 飲料水は栄養を考えてスポーツ飲料水させる
D 1日1~2回、時間と量を決めて間食にあてさせる

解答:B・D

A✕ 幼児期の子供になるとスプーンなどが使える子が増えてくる

B〇 正しい食生活の時間を身に着けさせる

C✕ 砂糖含有量の多い飲食は正しい食習慣を身につけれなくなったり、偏食の原因ともなる

D〇 幼児の消化機能は未発達なため、きちんと時間や補給成分(タンパク質、鉄、ビタミン、カルシウムなど)の内容を決めて足りない部分を補うのがよい

 

問題3 意識障害に伴う嚥下障害が見られる急性期脳血管疾患患者への口腔ケアの目的はどれか。2つ選べ。

A 流涎の予防
B 味覚障害の予防
C 誤嚥性肺炎の予防
D 廃用症候群の予防

解答:C・D

A✕ 脳血管障害の後遺症で口腔ケアでの予防は難しい

B✕ 脳血管障害の後遺症で口腔ケアでの予防は難しい

C〇 嚥下障害による口腔内環境の悪化から細菌が増加し、唾液を含むそれらの菌を誤嚥することで誤嚥性肺炎のリスクが高まるため

D〇 廃用症候群とは身体の不活動状態により生ずる二次的障害のことで、脳血管障害による口腔周囲器官の使用が弱まり口腔機能の低下につながるのを予防する

 

問題4 重度心身障害児の接触機能療法で、食介助指導はどれか。1つ選べ。

A 増粘剤の使用
B 水分摂取指導
C 食直後の臥床指導
D 座位保持椅子の使用

解答C

A✕ 食内容指導である

B✕ 食内容指導である

C〇 食直後の胃食道逆流による誤嚥防止の観点から臥床を控える

D✕ 食事環境指導

 

問題5 咀嚼機能で正しいのはどれか。1つ選べ。

A 胃腸の蠕動運動とは関係がない
B 基本的機能は出生時から備わっている
C 喪失歯の増加に伴い咀嚼能力は増大する
D 上下顎の蝶番運動と滑走運動により営まれる

解答D

A✕ 咀嚼は胃腸の蠕動運動を活発化させる

B✕ 離乳期に基本的機能は備わる

C✕ 喪失歯の増加に伴い咀嚼能力は低下する

D〇 咀嚼は上下に動く蝶番運動と前後左右に動く滑走運動からなる

 

問題6 小児の成長に伴う情動発達で正しいのはどれか。2つ選べ。

A 情動は多様化する
B 個人差は見られない
C 3か月で興奮を覚える
D    5歳で情動の分化は完成する

解答:A・D

A〇

B✕ 個人差は見られる

C✕ 3か月で快・不快が分化する。興奮は生まれた時から持つ情動である

D〇

 

問題7  特定保健指導について正しいのはどれか。2つ選べ。

A 65歳以上が対象である
B 健康増進法に基づく
C 高齢者医療確保法に基づく
D 歯科がかかわる項目に喫煙がある

解答:C・D

A✕ 40~74歳が対象である

B✕ 高齢者医療確保法により実地される

C〇

D〇 他に、糖尿病有所見者に対する歯周病の教育、喫煙と歯周病に関する教育、歯の健康についての指導などがある

 

問題8 幼稚園にて希望のあった保護者15名を対象に、歯科衛生士が3名で一人10分の歯科保健指導を行うことになった。適切なのはどれか。1つ選べ。

A スライドを用いた講話
B 聞き取りによる問題抽出
C ペープサートを用いた演劇
D 歯ブラシを使った全員参加型の指導

解答:B

A✕ 集団指導に用いるのがよい

B〇 個別指導なので保護者一人一人に個別指導をしたり、問題提起を受け止めそれに答えるのがよい

C✕ 集団の子供を対象にしたときに望ましい

D✕ 集団の子供を対象にするときに望ましい

 

問題9 OHI,OHI-Sについて正しいのはどれか。2つ選べ。

A 縁下歯石は目視で診査する
B OHI-Sは集団診査に用いられる
C OHIは個人や集団の口腔清掃指導状態を評価する
D DIは歯石を、CIは軟性物を、それぞれ沈着状態を評価する

解答:B・C

A✕ プローブにより審査する

B〇

C〇

D✕ CIは歯石(Calclus)、DIは歯垢(Debris)の沈着状態を評価する

 

問題10 各施設にて歯科保健指導を行うこととなった。それぞれ使用する内容と対象者の組み合わせで正しいのはどれか。1つ選べ。

A 幼稚園児       ―4ミリ以上の歯周ポケットを有する者の変遷
B 保育園児の保護者   ―食後のプラークによるPhの変化
C 小学校1年生の児童  ―フッ化物配合歯磨剤の現在の市場占有率
D 高校1年生の生徒   ―う蝕発生要因の三つの輪

解答:B

A✕ 幼稚園児には不適切である

B〇 食後の歯磨きの習慣化や仕上げ磨きの大切さを伝えれる

C✕ 不適切である

D✕ う蝕発生リスクを考えるには良い年齢であるといえる

 

問題11 それぞれの保存期間で正しいのはどれか。1つ選べ。

A 診療録       ―2年
B 健康診断書     ―2年
C 歯科技工指示書   ―3年
D 歯科衛生士業務記録 ―3年

解答:D

A✕ 歯科医師法にて5年とされる

B✕ 5年である

C✕ 2年である

D〇

 

問題12 禁煙することの価値とタバコを吸い続けることの価値が葛藤している時期はどれか。1つ選べ。

A 関心期
B 準備期
C 実行期
D 維持期

解答:A

A〇

B✕ タバコを吸うことの悪影響を十分理解し、禁煙することのメリットを強く感じている時期

C✕ 実行期は行動を変えてまだ間もない(6ヵ月以内)時期

D✕ 維持期は行動を変えて6ヵ月以上経ち、禁煙していることが普通になる時期

 

問題13 周術期口腔機能管理で、術後合併症を予防するために行うのはどれか。2つ選べ。

A 歯石除去
B 口腔衛生指導
C 新義歯の作成
D フッ化物歯面塗布

解答:A・B

A〇 口腔衛生の向上により誤嚥性肺炎を防止する

B〇 セルフケアによる口腔衛生の向上につながり、誤嚥性肺炎を防止する

C✕ 口腔機能向上にはつながるが、術後合併症を予防するものではない

D✕ う蝕を予防することで口腔機能向上につながるが、術後合併症を予防するものではない

 

問題14 改訂BDR指標でRを把握する質問はどれか。1つ選べ。

A 自分で歯磨きできますか
B 口に水を含むことができますか
C 自分で入れ歯の付け外しができますか
D 洗面所までの移動が一人でできますか

解答:B

A✕ Bである

B〇 

C✕ Dである

D✕ ADLの指標である

 

問題15 SOAPのOに該当するのはどれか。2つ選べ。

A 口のにおいが気になる
B 5年前に脳梗塞を発症した
C 含嗽を指示すると問題なくできる
D 口腔内全体に食物残渣の付着がある

解答:C・D

S(subjective):主観的情報→ 対象者が話した内容などから得られた情報

O(objective): 客観的情報→ 診察や検査からなど得られた客観的な情報

A(assessment): 評価→ 医師の診断や、O と Sの内容を元に分析や解釈を行った総合的な評価

P(plan): 計画(治療)→ Aに基づいて決定した治療の方針・内容、生活指導など

 

A✕ 主観的情報(S)

B✕ 主観的情報(S)

C〇

D〇

 

問題16 口臭の原因を明らかにするために口臭測定に加えて測定するのはどれか。2つ選べ。

A 舌苔量測定
B 歯周組織検査
C 唾液緩衝能検査
D 唾液緩衝能検査

解答:A・B

口臭の原因は舌苔と歯周病である

A〇

B〇

C✕ う蝕活動性試験である

D✕ う蝕活動性試験である

 

問題17 口腔清掃器具とその働きで正しいのはどれか。1つ選べ。

A 舌ブラシ    ―ポンティック基底面の清掃
B 歯間ブラシ    ―歯肉のマッサージ
C タフトブラシ   ―舌苔の除去
D デンタルフロス ―歯肉溝内のプラーク除去

解答:D

A✕ 舌ブラシは舌苔の除去とそれによる口臭の改善が目的である

B✕ 歯間ブラシは歯間空隙の大きい場合や、ポンティック基底面の清掃に使用する。歯肉のマッサージに使われるのはジェット水流器である。

C✕ 狭く奥行きのある部分の清掃に適していて、接触点下の隣接面、第3大臼歯、ブリッジのポンティック下部、後方臼歯遠心の露出根面、叢生など段差や凹凸のある場所に使われる

D〇 歯間隣接面や歯肉溝内のプラーク除去を目的として使われる

 

問題18 歯肉のマッサージ効果が高い清掃方法はどれか。2つ選べ。

A バス法
B スクラビング法
C チャーターズ法
D スティルマン改良法

解答:C・D

ブラッシング法には毛先を使う歯面の清掃に効果的な方法と、ブラシの脇腹を使う歯肉のマッサージ効果が高い方法がある

A✕ 毛先を使う方法である。歯肉マッサージの効果は低い

B✕ 毛先を使う方法である。歯肉マッサージの効果は低い

C〇 わき腹を使う方法である

D〇 わき腹を使う方法である

 

問題19 WHOの基準に従ったCPIプローブを用いた評価法に定められた審査項目はどれか。2つ選べ。

A 歯垢付着
B 歯石付着
C 歯肉出血
D 付着歯肉幅

解答:B・C

歯肉出血、歯石、歯周ポケットの深さの3指標を審査する

A✕ 歯垢の付着は評価しない

B〇 歯石の沈着は評価する

C〇 プロービング後の歯肉の出血を評価する

D✕ 付着歯肉幅は評価しない

 

問題20 子供の年齢と発達段階にみたブラッシング指導内容で正しいのはどれか。2つ選べ。

A 6か月  ガーゼによる歯面磨き 
B 4歳   歯ブラシに慣れさせる
C 9歳   小児自身でしっかり磨く習慣をつけさせる
D 12歳  親による仕上げ磨きを欠かさない

解答:A・C

A〇 ガーゼなどで前歯部を拭き徐々に歯ブラシにも慣れさせる

B✕ 3歳児は保護者に寝かせ磨きなどをしてもらう。歯ブラシに慣れさせたり歯磨きの楽しさを教えるのはは0~2歳の時期が望ましい

C〇 また、隣接面や歯頚部の磨き方も意識させる

D✕ この年齢の児童に親の仕上げ磨きは遅い